川崎市内でものづくりなどに携わる中小企業の若手社員を対象にした交流会「第1回川崎合同青年部会」が、10月12日に川崎市産業振興会館で行われた。参加したのは、大川町産業振興連絡協議会、川崎北工業会、川崎中原工場協会、下野毛工業協同組合、高津工友会、川崎市青年工業経営研究会、川崎青年会議所などに加盟する会員ら約120人。
世界的な異常気象やコロナ禍などの経営に影響を与える問題に対し、人・企業・団体間での連携を深め解決策を見い出し次世代につなげることがこの交流会のテーマ。講演では下野毛工業協同組合理事長で三和クリエーション(株)社長の手塚健一郎氏が、組合に加盟する地元企業らで連携し独自で進めるBCP(事業継続計画)の仕組みを紹介。2019年の台風被害を踏まえ、アプリを活用した連携や共助、企業同士での支援体制などについて説明し、参加者らは熱心に聞き入っていた。また、各団体での活動報告や懇親会なども行われ交流を深め、市経済労働局では11月16日に行う「環境変動に備えるためのBCPセミナー」への参加も呼び掛けた。
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