川崎市の文化芸術への功績をたたえる「川崎市文化賞」の贈呈式が11月8日、市役所本庁舎で開かれ、受賞者7人に賞状などが贈られた。
文化賞に選ばれた片山世紀雄さん(82)は、全国に先駆け市立小学校全校へ特別支援学級の設置に尽力。片山さんは「先輩や仲間の支えで頑張ることがきでた。これを機会に一層努力したい」と喜びを語った。
同じく文化賞を受賞した初音家左橋さん(67)は、市内で開かれる寄席の世話人を11年間務め、自らも出演。卓越した話芸と誠実な人柄でファンを魅了している。
地域社会の向上・発展への功績をたたえる社会功労賞も2人が選ばれた。医師の岡野敏明さん(64)は、東日本大震災での被災地の救護活動、小学生らが男に包丁で襲われた登戸事件では児童の心のケアに取り組んだ。社会福祉法人理事長の明石洋子さん(77)は、自閉症児の親として障害児の療育や教育環境の整備などに取り組み、現在も障害者の権利擁護活動に尽力している。
文化、芸術分野で活躍する若手らに贈られるアゼリア輝賞には、ピアニストの黒木雪音さん(24)、ダンサーの「KEITA TANAKA」さん(45)、スキー選手の古賀結那さん(21)が選ばれた。
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