人権問題について考える「かわさき人権フェア2023」が11月23日、川崎アゼリア・サンライ
ト広場・南広場で開かれ、展示コーナーでは北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの写真展も行われた。
写真展では、拉致問題に関心を持ち続けてほしいと、川崎市がモノクロをカラーに加工した家族写真を展示。めぐみさんの父、故滋さんに抱かれた幼いめぐみさんや、三輪車に載って笑顔をみせるめぐみさんなどがカラー写真で紹介された。
中原区から訪れた26歳の女性は「横田めぐみさんが拉致されたのは私が生まれるずっと前のこと。拉致問題は子どもの頃から聞いて何となく知っていた程度だった」といい、「今回の写真を見てめぐみさんや家族のことを改めて深く知ることができた」と感心を寄せていた。
ステージでは川崎に縁のある、韓国・朝鮮や沖縄、アイヌなどさまざまな文化の踊りや歌が披露され、多くの観客が訪れた。また、人権に関するクイズラリーや全国中学生人権作文コンテスト入賞作品の朗読発表や表彰式も行われた。
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