川崎警察署(鈴木達也署長)は2月14日、特殊詐欺被害を防止したとして川崎日進町ビル内郵便局の木村佳江さん(47)とセレサ川崎小田支店の石川亜矢子さん(48)に感謝状を贈呈した。
それぞれ1月下旬に高額貯金の引き出しに訪れた高齢者に対して、理由や使い道などについて積極的に声掛けを行った。警察に通報するなどの対応をしたことで、親族を装った特殊詐欺の被害を未然に防いだ。木村さんは「今の局には10年以上勤めているが、あまり見慣れない顔で、手に印鑑と通帳を用意して来たことに違和感を感じた」と振り返る。石川さんは「『墓の修繕費』とご本人も理由を隠していた。最近は詐欺の手口も巧妙になっているので、さまざまな角度から質問をすることが大切だと学んだ」と話した。
鈴木署長は「日ごろの意識が被害防止につながった」と感謝した。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|