御幸公園(幸区東古市場)で早春を告げるイベント「観梅会」が2月17日に開かれた。園内に咲く鮮やかな梅の花と、さまざまな催しを楽しむ人でにぎわった。
同園のある小向地区は、かつて梅の名所として知られていた。都市化が進みその面影は消えていったが、2017年から区と地元住民が協力し梅林の復活事業を進め、現在は25種232本の梅が植えられている。
この日は、白や赤、ピンクに色づく梅林の中をゆっくり歩きながら鑑賞したり、写真を撮影したりする人々の姿が多く見られた。また、幼稚園児の和太鼓演奏や地元の小向獅子舞などの催しも盛況だった。
公園を訪れた80代の女性は「昔はぎっしり梅が咲いていた。少しずつ復活してうれしい。たくさん咲くのが楽しみ」と笑顔で話していた。
2月25日まで、梅林が開放され近くで梅が観賞できる。
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