令和5年第5回定例会 本会議一般質問【2】 市政報告VOL29 命を守る防災力強化と医療施設保持 公明党川崎市議団 かわの忠正
前回に続き、令和5年12月20日の本会議一般質問のうち、防災力の強化、幸休日急患診療所の老朽化対策について質問した内容をご報告申し上げます。
戸手4丁目地区の堤防強化と報道拡幅が
戸手4丁目地区の堤防を強化するスーパー堤防事業と、周辺の歩道拡幅について推進するため、令和5年3月議会で質問したその後の進捗状況を質問しました。
市は「令和5年3月に盛土工事が完了し、8月には多摩沿線道路側の既設堤防の一部撤去が完了。今後、土地区画整理事業として権利者の換地先への移転などの指導助言に取り組む」事になりました。
多摩沿線道路の(歩道拡幅)改良工事については「資料作成を進めている。歩道部の改良工事は、先行して令和6年3月を目途に既存バス停留所を川崎駅方面へ暫定的に約100m移設する(2月24日完了)。
令和6年度には下流部歩道の一部暫定拡幅を行う予定。戸手4丁目北地区の多摩沿線道路の改良工事は令和7年度に着手し、令和8年度の完成を目指す」となりました。
幸休日急患診療所の老朽化対策を
築46年が経過し、施設内に漏水跡がある事や空調設備の故障など老朽化している幸休日急患診療所の対策を取り上げ、行財政改革プログラムでは令和7年度までにあり方を検討するとしているので、推進に向けた取り組みを質問しました。
市は「これまで、コロナ禍で大幅に減少した患者数の回復状況を注視し、来院手段の調査を開始してデータ収集や現状把握に取り組んできた。現在、(コロナ禍後の)患者数が徐々に回復傾向なので、その状況を見定めたうえで、(調査結果の)データや市医師会のご意見を踏まえ、来年度から本格的な検討を進める」と答弁しました。
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11月22日
11月15日