川崎市食品衛生協会(小柴英一会長)は6月14日、高い衛生意識を持って経営する食品業者を「五つ星店」として、川崎市内の3社6店を認定した。消費者が安心して食事や買い物をする目安にしてもらおうと、日本食品衛生協会が全国で実施する制度。
五つ星店は食品衛生管理の国際基準HACCP(ハサップ)に加え、【1】従業員の健康管理【2】食品衛生講習会の受講【3】害虫駆除の実施―など計5項目を徹底することが必要。1年ごとの更新制で、食品衛生指導員が毎年店を訪れ、取り組み状況を確認する。
認定されたのは、川崎日航ホテル(川崎区日進町)の宴会場、レストラン「ナトゥーラ」、バー「夜間飛行」、ペストリーショップ、コメダコーヒー川崎武蔵中原店(中原区)、日本料理柏屋(多摩区)の6店。
同日、川崎日航ホテルで店内に設置する「五つ星プレート」の授与式が行われ、それぞれの代表者に小柴会長が、プレートを手渡した。
小柴会長は「今年は協会発足70周年を迎える。その節目に、みなさんにご尽力をいただき、今回初めて6店を登録できた。これを弾みとして市内に安全安心な認定店を増やしていきたい」とあいさつ。4店舗の認定を受けた日航ホテルの土谷文明総支配人は「日々、細心の注意を払いながら積み重ねて来た結果を認められた。継続できて初めて評価されるもの。今後も気を引き締めてお客様のために努力を続けたい」と話した。
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