新極真会川崎東湘南支部所属の金岡陽大(ようた)さん(20・幸区神明町在住)が、5月25・26日に大阪で開かれた「第9回全日本フルコンタクト空手道選手権大会」に出場し、軽重量級で優勝した。金岡さんは「今回は優勝しか見ていなかったので、ほっとしている。優勝できてよかった」と喜びを語る。
苦戦を強いられたのは準決勝。再延長になるまで勝負はつかなかったが、粘りを見せ勝利。「相手のペースに飲まれていたけど、諦めずに気持ちで巻き返した」と振り返る。
昨年は中量級で出場しており、階級を上げてから初の大会。昨秋、無差別級の大会に約10kg増量して臨んだところ、同支部の吉田俊浩さんの目に留まり階級を上げることを決めた。吉田さんは「もともと体格が良く、中量級では力がずば抜けていた。階級を上げたことでパワー全開で挑め、とても良い結果となった」と話す。
今回の結果を受け、来年5月に開かれる「第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会」日本代表にも選出。「体重を増やしたことで体の動き方や息の上がり方が変わった。スピードとスタミナを落とさず最高の状態にして絶対に優勝したい」と意気込んでいる。
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