景観の優れた庭づくりをした個人や団体を表彰する「第20回わがまち花と緑のコンクール」(川崎市主催)の入賞作品がこのほど発表され、浅田こども文化センター(川崎区浅田)が団体部門で「みんなのエコガーデン賞」を受賞した。
今年のコンクールには個人42点、団体80点の計122点の応募があり、「みんなのエコガーデン賞」は入賞の一つ。中村美栄子館長によると、同センターの花壇にはマツバボタンやポーチュラカ、キバナコスモス、コリウスなど鑑賞期間の長い季花を植えて花が絶えないよう工夫。また、黄赤色系の暖色を中心に明るい花壇づくりを心掛けている。庭の手入れは近くに住み、農業や園芸に詳しい本多眞谷さんと地域の5歳から12歳の児童約15人が所属するあさだガーデンクラブが行う。特に本多さんの実家は農家で園芸や農作業に詳しく、落ち葉などで有機たい肥などを作り上げる。「子どもたちに花と野菜を間近に触れることができる機会をつくりたい」。そんな思いで日々作業にあたっているという。センターの裏庭には畑を作り野菜を育て子どもたちと一緒に収穫を行っている。
受賞を受け中村館長は「コンクールにはいつかは応募してみようと思っていた。エコガーデンの名がぴったりな賞を受賞できて光栄」と喜び、より多くの地域の人に支えてもらえるとありがたいと述べた。
川崎区・幸区からはほかに、団体部門でさいわいふるさと公園管理運営協議会が「全国都市緑化かわさきフェア記念賞」、個人部門で川崎区の比嘉孝さんが「みんなで彩るオープンガーデン賞」を受賞した。
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