意見広告・議会報告
市政報告【6】 不登校児童の健康診断機会を確実に あしたの川崎・日本維新の会 川崎市議会議員(川崎区選出) 仁平かつえ
不登校児童生徒は、学校における保健管理の中核である健康診断を受けられていない可能性が非常に高いと思われます。
このことは身長や体重のほか、栄養状態や口の中の病気、心臓疾患、骨格の発達など様々なリスクの発見が遅れることになりかねません。不登校による成長期の子ども達の健康をどのように管理していくかは大きな課題であると捉えるべきものです。
過去の市の答弁では、学校内外で可能な限り、健康診断の機会を設けているといいますが、問題は実際にどの程度の不登校の児童生徒が受診できているのかです。6月の市議会でこの点について伺うと、不登校の児童生徒の健康診断状況については家庭から提出される保健調査票や検査機関が実施する尿検査や心電図検査などを通して把握しているとしつつも、受診の件数など、詳細な内谷は把握していないことが分かりました。
今回の議会答弁で教育次長は、今後、不登校対策の取組の一環として、こうした児童生徒の受診状況等をデータ化するなど、 より詳細に把握できるよう検討するとのことでした。
私は実態把握をデータ化するだけではなく不登校対策の取組の一環として、それぞれが連携をとり、不登校児童生徒が健康診断を受ける機会の提供を確実にするよう要望しました。今後も引き続き経過を注視してまいります。
障がい者の自立を促進する環境づくり
本市には、市役所内で発注できる物品や役務を障がい者就労施設に優先的に発注する制度があり、調達目標は件数、金額ともに前年度調達実績を上回るよう努めることとなっています。
たしかに毎年の調達目標は上回っていますが、優先調達金額を政令市で比較すると20政令市中17位という現状が浮かび上がります。各局・区への発注と受注の際の現状を把握し、促進につなげるよう求めました。
|
|
|
|
|
|
1月10日