7月に国立競技場で日本凱旋試合を行った、宮前区出身のサッカー日本代表MF三笘薫選手にエールを届けようと、母校である鷺沼小学校の児童らは、思いを込めて折った千羽鶴を手渡した。「いつも勇気をもらっています」などとメッセージを伝えた。
イングランド・プレミアリーグのブライトンの選手として初めて日本で試合を行った三笘選手。母校となる鷺沼小学校では、試合に向けてエールを送ろうと、三笘選手が所属したサッカークラブ・さぎぬまSCの6年生による呼びかけで、児童主体の実行委員会が立ち上がった。田園都市線を走る電車から良く見える校舎の窓ガラスに「おかえり三笘先輩」とメッセージを掲示し、全校児童数が約千人ということからヒントを得て千羽鶴も作成。児童一人ひとりが参加し、ブライトンのチームカラーである青色の折り紙で鶴を折った。
笑顔で「ありがとう」
試合前日の7月27日、公開練習を行った秩父宮ラグビー場を訪れた実行委員会メンバー約50人は、練習後のグラウンドで千羽鶴を直接届けた。児童らは「三笘選手のように勇気を与える人になりたい」「再来年は小学校50周年で式典をやるので遊びにきてください」など思いを伝えた。
三笘選手は終始笑顔で児童ら一人ひとりとハイタッチをしながら「ありがとう」「がんばるよ」と感謝の気持ちをを伝えていた。
凱旋試合は、Jリーグのチームと2試合行われ、どちらもブライトンが勝利した。
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