神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2024年9月20日 エリアトップへ

川崎市 ペットの適正飼養啓発 災害の備え、地域猫活動も

社会

公開:2024年9月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
ペットに関する啓発冊子
ペットに関する啓発冊子

 9月20日から26日は動物愛護週間。川崎市はこの期間を含む9月の一カ月間を、ペットの「適正飼養キャンペーン」期間と位置づけ、ペットの正しい飼い方やペットの災害対策などについて啓発活動を実施する。

 今年のキャンペーンのテーマは「災害対策」。市内では現在、少なくとも約6万匹の犬と約7〜8万匹の猫がペットとして飼育されている。急増する大型台風や大雨の際にペット連れで避難所に避難するケースが増えたことから、まず全市民に「市では原則すべての避難所でペットとの同行避難が可能」と伝え、飼い主には必要な備えについて、メッセージカードの配布や主要な商業施設のデジタルサイネージで情報発信する。

 具体的な対策としては、マイクロチップなどで所有者を明示する▽無駄吠えやトイレなどのしつけ▽予防注射やノミ・ダニの対策▽日ごろからケージに慣れさせる▽最低5日分のエサや水などの防災用品を準備しておく、の5項目だ。

 合わせてキャンペーンでは「地域猫活動」についても啓発活動を実施。市は環境保護の観点から、地域住民による野良猫の不妊去勢手術と適切なエサやりなどを推奨する「地域猫活動サポーター制度」を2018年夏に始めた。猫は繁殖力が強いため、手術を施した上で見守ることにより、野良猫の適正管理と自然減を目指す制度だ。

 制度の効果もあり、市中で死体で見つかる猫は18年の1900匹から23年は938匹と半減。動物愛護センターで保護した子猫の数も、21年165匹、22年100匹、23年69匹と減少している。

 ペットに関する災害対策と同様、飼い主自身の高齢化も近年の課題だ。市の担当者は「ご自身に何かあった時の預け先を確保するなどの備えを進め、責任をもって飼ってもらうよう啓発を続けていく」と話している。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

金村氏、代表選に出馬

維新

金村氏、代表選に出馬

改革と全国政党化掲げる

11月22日

ハンドケアの大切さ、学ぶ

ユースキン

ハンドケアの大切さ、学ぶ

宮前小で出前授業

11月22日

マリエンで初日の出

マリエンで初日の出

事前申込で100人

11月22日

最先端の環境技術を展示

最先端の環境技術を展示

川崎区で国際展

11月22日

民謡で最優秀賞

川崎市在住 村松弘衛さん

民謡で最優秀賞

初出場の「ねんりんピック」

11月22日

インフルエンザが流行期

インフルエンザが流行期

川崎区、麻生区で急増

11月22日

意見広告・議会報告政治の村

  • ママと県が協定締結!?

    リトルベビー支える環境づくりを目指して 県議会報告

    ママと県が協定締結!?

    県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ

    11月15日

あっとほーむデスク

  • 11月15日0:00更新

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook