川崎区役所職員でアマチュア落語家の喜楽亭笑吉(本名/依田耕一)さんが、9月21日に藤沢市民会館で開かれた「第4回藤沢宿・全日本素人落語フェスティバル」で最優秀賞を受賞した。2022年の「第2回伊勢原素人落語大会」でも優勝しており、県下の社会人落語コンテストで2冠を達成した。
アマチュア落語家の発表や活動の場をつくろうと、2021年に始まったフェス。審査委員長は桂歌助さんが務めた。今年は97人の応募があり、事前審査を通過した20人が高座にあがった。
笑吉さんは人力車を題材とした「反対俥」を披露。正座したまま飛び跳ねるなど大きな動きも見せた。4回目の出場で初優勝となった笑吉さんは「いろんなところで落語をやって勉強した成果が出た。来ていただいているお客さんのおかげ」と笑顔を見せた。
13日にえりぬき寄席
笑吉さんがトリを務める「第1回えりぬき寄席」が10月13日(日)、東海道かわさき宿交流館で開催される。出演は笑吉さんのほかに、夏過ぎ亭あきの助さん、吾妻亭まりおさん、朗々亭笑声さん、有借亭圓さん、麹家白石さん。午後1時開場、1時30分開演(整理券配布は午後0時30分)。(問)笑吉さん【携帯電話】090・4619・8675
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