川崎区在住の池田ハルミさんが、東海道川崎宿が三角おむすび発祥の地というエピソードを題材にした紙芝居を制作。市に寄贈したことに対し、福田紀彦市長が10月8日、感謝状を贈呈した。
池田さんは「おむすび音頭」を広める「おむすびーZU」のリーダーや東海道川崎宿2023代表などを務め、三角おむすびによる地域活性のため活動している。
紙芝居は21枚で構成。コロナ禍のオンラインイベントで知り合った紙芝居師「紙しばいや もっちぃ」こと望月晶子さんが脚本と絵を担当し、完成させた。池田さんは市長室でクイズなども交えながら紙芝居を披露した。
福田市長は「紙芝居で伝説を伝えていただき、ありがたい。おむすび音頭を踊るのは難しいが、紙芝居なら読むことができる」と笑顔を見せた。池田さんは「子どもから大人まで楽しめる紙芝居になった。三角おむすびを通して、「川崎は楽しいまち」ということをPRしたい」と話した。
紙芝居は4冊寄贈され、中原図書館で一般貸し出しされるほか、東海道かわさき宿交流館の企画で活用予定という。
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