市政報告 高齢者福祉・障害者福祉の充実を 日本共産党川崎市議会議員団 渡辺 学
川崎市は政令市トップの財政力を持っています。市民の皆さんが納める市民税、固定資産税が大きく伸びていることによるものです。この豊かな財政を福祉充実に使うよう議会で取組んできました。
地域包括支援センターの欠員解消を
地域包括ケアシステムを推進していますが、高齢者の医療・介護・予防・住まい・生活支援などを担う地域包括支援センターは深刻な人員不足で、専門職員を含む欠員は設置されているセンター49か所の内、半数を超える29か所が欠員状態です。市も認める、過重な業務から退職が増えていることが原因です。現在の職員配置の見直しが必要です。
加齢性難聴補聴器助成制度を
高齢の皆さんから、川崎市でも補聴器助成制度の実施の強い要望が出されています。加齢性難聴により社会参加がしづらくなり、孤独や孤立、コミュニケーション能力低下が認知症やうつ病の原因になることも指摘されています。多くの自治体で助成に踏み出しています。本市でも早急な実施が求められます。
障害者の日常生活用具給付上限額引上げを
障害者団体から繰り返し給付上限額と実態価格の乖離があり、基準額引き上げの要望があります。現在の物価高騰で用具の価格が上がり「購入できない」「負担が過酷」など実態があります。市もこうした現状を認識しています、給付上限額の引き上げは必須です。
多摩川JR橋梁下堤防の強化を
多摩川JR橋梁下の堤防は高さ・幅が「河川法」が定める「河川管理施設等構造令」を著しく満たしていません。この箇所は、脆弱で決壊の恐れがある事を指摘してきました。2019年10月東日本台風の際はこの箇所から越水し409号線のアンダーパスが浸水しました。気候変動により、近年の大雨、各地で豪雨災害が発生しています。国が定める基準を満たす強化が必要です。
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11月15日
11月8日