日本オストミー協会川崎市支部主催の落語鑑賞会が10月9日、エポックなかはらで行われ、約250人が訪れた。
人工肛門や人工膀胱で生活する人「オストメイト」について理解を深めてほしいとの思いを込めて企画された初の催し。鑑賞会に先立ち行われた講座では、ストーマと呼ばれる装具の説明や、全国に約23万人・川崎市内に約2千人いるオストメイトが年々増加傾向にある現状について触れた。
一方、認知度が低く「公衆浴場や障害者専用トイレの利用時は、誤解や外見で判断されがち」など、生活上の悩みについても共有。その後は3人の落語家が登場し、会場に笑いを届けた。同支部長の坂本純さんは「多くの人にご来場いただき、関心をもってもらえて良かった」と話した。
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