桜本商店街(川崎区桜本)の「日本のまつり」で名物だった韓国・朝鮮の伝統芸能、プンムルノリ(農楽)が11月3日(日・祝)に復活する。民族衣装を身にまとった演者たちがチン、ケンガリ、チャンゴ、プクと呼ばれる伝統打楽器を叩きながら商店街を練り歩く。
プンムルノリは2019年まで行われていた日本のまつりに欠かせない催し物の一つ。商店街イベントが途絶え、プンムルノリの演奏が町から聞こえなくなった中、毎年パレードを楽しみにしていた人たちや演者たちから「プンムルノリをやりたい」との声が自然発生した。有志たちが集まり、「桜本プンムルノリ」と銘打ってパレードを行うことになった。
開催当日は、プンムルノリの演奏チームや子どもたちがパレード。また、地域に暮らす在日コリアンのハルモニ(おばあさん)が楽しくリズムに乗りながら踊る姿も見られる。商店街内のパン工房「アンダンテ」を午後2時に出発。さくら小学校前の桜川公園まで練り歩く。雨天時は中止。問い合わせは【電話】044・276・6127。
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