川崎市名誉市民の藤嶋昭さんが理事長を務める(公財)東京応化科学技術振興財団は「科学の日」の10月23日、ホテルARU KSPで2024年贈呈・表彰式と活動成果発表会を開催した。
科学教育に取り組む団体の活動成果を発表するポスターを展示し、昨年同財団が普及・啓発を助成した団体の成果を披露。贈呈・表彰式では第19回の助成団体93件(総額2502万円)を紹介した。優秀活動賞は、サイエンスキッズの活動を支援する認定特定非営利活動法人教育活動総合サポートセンターが受賞。理科教育に携わった教員のOBらが立ち上げた団体で、不登校の児童らをサポートしている点などが評価された。代表の田中真喜男氏は「こうした支援のおかげで、理科・科学が好きな子どもたちのためにさまざまな活動ができる」と感謝を述べた。
藤嶋理事長は「いずれも素晴らしい活動内容で選考に苦労したが、来年の成果発表を今から楽しみにしている。各団体にはこれからも将来の日本を背負って立つような研究者を育ててほしい」と思いを込めた。
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