秋の火災予防運動に合わせ、パリ五輪レスリング女子68キロ級銅メダリストの尾崎野乃香さんが初日の11月9日、一日臨港消防団長を務めた。
川崎大師平間寺山門前(川崎区大師町)で任命式が行われ、尾崎さんは清水潔団長から委嘱状を受け取った。尾崎さんは「これから火災が多くなるということは知っており、普段から火災に気を使っている。安全に生活できるように、声掛けして幸せに生活できるよう頑張る」と意気込みを語った。その後、平間寺境内で川崎大師・仲見世通を消防隊の演奏に合わせてパレードし、参拝客や店頭に立つ売り子たちに啓発物を配布。銅メダルを触らせてもらった子どもは「ご利益がある」と喜んだ。
尾崎さんが川崎大師を訪れたのは今回が初めて。パリオリンピックについては「優勝しか目指していなかったので、負けた時は落ち込んだ。日本にメダルをもって帰る意味を再確認し、今までの自分を信じ、家族のため、応援してくれるみんなのために頑張り銅メダルを獲得できた」と感謝した。金メダル獲得が目標といい、「4年後のロス五輪に向けて頑張る」と抱負を述べた。
火災予防運動は15日まで。『守りたい 未来があるから 火の用心』をスローガンに、地震火災、住宅防火の対策を重点的に呼びかける。
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