第17回川崎国際環境技術展が11月13日〜14日、カルッツかわさき(川崎区富士見)で開催された。国内外の環境問題に即応する最先端の環境技術を展示し、発信するとともに、出展企業・団体と国内外企業等とのビジネスマッチングの場を提供することを目的としたもの。
出展企業はペクセル・テクノロジーズや川崎未来エナジー、島津製作所など市内に拠点を持つ約120団体。メインステージでは次世代エネルギーやカーボンニュートラルに関する講演が行われた。
富士通ゼネラルは炎天下の労働環境を改善するために、身につけるエアコン「コモドギア」を開発。血流が集まる首に装着し、集中的に冷却することで、素早い冷房効果を実現した。「本体とバッテリーを合わせても590gと持ち運びやすい」と担当者は製品を説明した。
処理困難物の処理等を行うクレハ環境は、廃棄物の熱で発電するサーマルリサイクルの仕組みをパネルと模型を用いて展示。「電気の地産地消を進めたい」と高谷哲司かながわ管理部長は話した。
展示会では専修大学ジャーナリズム学科の学生が地元企業を取材した紙面が配布された。
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