意見広告・議会報告
市政報告 時代に即した実効的な条例でより良い川崎のまちに! 川崎市議会議員 山田えり
川崎市には罰則が定められている条例が41本あります。その罰則の適用状況について20本程調べてみたところ、約18年前に施行された「路上喫煙の防止に関する条例」(重点区域内での違反者に2000円の過料)は今までに39回の罰則が適用。それ以外のもの、例えば、施行されてから67年経つ都市公園条例、66年経つ国民健康保険条例、ポイ捨て禁止条例、客引き行為等の防止に関する条例など、過去に罰則の適用はありませんでした。条例施行から現在に至るまで罰則等の適用がない理由について問いました。
条例は機能しているのか?
国民健康保険条例は代替可能であるため、ポイ捨て・客引きは指導員の巡回の際に発見し、指導・勧告等に従わない場合の罰則の適用のため過料徴収までには至らない、という事でした。今回、調査でこの状況が判明し、条例が実効的に機能していると言えるのだろうか?と疑問に感じます。
罰則の適用などなくとも条例通りのまちになっていたら理想的なのですが、例えば、街中のごみのポイ捨ても客引きも減っていません。結局、条例が社会の状況にふさわしいものとなっているかを検証し、必要があれば見直しを行い、条例を常に時代に合致したものにしていく、という観点が今の川崎市にはありません。
本市の条例が社会状況にふさわしいものであるかと定期的な見直しをかけていくべきと考え、市長に見解を問いました。
「適切に見直しをしていく」
市民サービスの適切な提供に向けて、社会経済環境の変化を的確にとらえながら事業手法の見直しを図るとともに、必要に応じて、その根拠となる条例についても適切に見直していくとのこと。
事業や条例を俯瞰し検証すると、時代に合致していないものが見受けられます。その事業は時代に即し適正であるか、そのための条例は機能しているのか実行的なものであるのか、適宜見直しながら進めていくよう、要望しました。
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12月27日
12月20日