川崎市消防局の「消防フェア」が1月13日、グランツリー武蔵小杉(中原区)で開催された。川崎市出身の俳優・市原隼人さんが一日消防団長に就任し、来場者に消防団のPRと火災予防を呼び掛けた。
成人の日に合わせて、若者への消防団入団促進と火災予防の啓発を目的に行われた同フェア。
中原消防団の鹿島連団長から委嘱状を手渡された市原さんは、若手消防団員とトークセッションを行った。市原さんは消防団について「男女、職種を問わず、年齢の幅も広く身近なヒーローで、父や母の背中のような憧れの的。いつもまちを守ってくれてありがとうございます」と敬意を表した。団員は消防団の存在意義やイメージ、入団して大変だったことや楽しかったことなどを語った。団員たちの話を聞いた市原さんは「皆さんと支え合いながら川崎のまちを守るべく、少しでも貢献できるようにと決意した。いつまでも川崎というまちへの郷土愛を持って、消防団の活動を忘れずに誇りを持っていただけたら」と来場者に語り掛け、消防団員へエールを送った。
中原消防団の鹿島団長は「市原さんが地元のためならと協力的に臨んでくれた。一人でも多くの方に、消防団の存在を知ってもらい、入団してもらえたら」と話した。
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