塚越中学校(幸区塚越)の女子バレー部から3年生の三村理央(りお)さん、鈴木芽依さん、古山愛香さんの3人が神奈川県選抜に選ばれ、昨年12月に開催された「JOCジュニアオリンピックカップ 第38回全国都道府県対抗中学バレーボール大会」に出場した。
同校の選抜メンバーは、低くて速いトスが得意なセッターの古山さん、中1から競技を始めたというアタッカーの鈴木さん、選抜チームでキャプテンを務めたリベロの三村さんの3人。選抜チームが総勢12人の中、塚越中からは3人が選ばれた。
結果はグループ戦初戦で福岡に0―2で敗れたものの、第2戦で広島に2―0で勝利し、決勝トーナメントに進出。ただ1回戦で福井に1―2で敗れ、涙をのんだ。三村さんは「レシーブは得意だが、全国で戦った相手はスパイクが重たかった」と振り返った。
ただ課題は既に見えている。鈴木さんはレシーブの上達、古山さんはトスの精度向上を挙げ、次の舞台をにらんでいる。
選抜チームでコーチを務めた顧問の廣田歩教諭は「普段から『目配り・気配り・思いやり』と教えている。結果も大事だが、それ以上にバレーを通して気づかいや思いやりを学び、人として成長してほしい」と3人の今後に期待を込めた。
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