全国都市緑化かわさきフェアの春開催に向け、等々力会場で制作予定の「アクティブガーデン」に関する「オフサイトミーティング」が1月16日、等々力緑地(中原区)の等々力陸上競技場内で開催された。多様な業種から37人が集まり、活発な意見交換が2時間近く続いた。
全国都市緑化かわさきフェア(緑化フェア)の秋開催では、メイン会場の一つである等々力会場で、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感を使って植物を楽しみつくす体験型ガーデン「アクティブガーデン」を実施した。大好評だったことから、市では3月22日からの春開催でも「アクティブガーデン」を実施する予定という。より面白い企画にするため、民間企業や大学関係者などからランダムに意見を聞く「オフサイトミーティング」を開き、アイデアや意見を募った。
参加者はまず視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の5つのグループに分かれ、市の担当職員の進行のもと、主題の「感覚」を使って楽しめる体験型ガーデンについて考え、共有した。「味覚」に参加した「スターバックスコーヒージャパン」チームは、「コーヒーかすを使ったコンポスト」を提案。「嗅覚」に参加した男性からは、「ニオイザクラなど、視覚障がい者の人たちも楽しめる植物を植えてはどうか」という問題提起もあった。
約2時間のミーティングで、各グループごとに100以上のアイデアと意見が集まった。市は今後、これらのアイデアや意見をガーデン制作チームと共有し、実施の可能性について検討していくという。
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