意見広告・議会報告
市政報告 地域の文化的観光資源の活性化へ! 川崎市議会議員 本間 賢次郎
令和7年第1回定例会の予算審査特別委員会が開かれ、3月10日に新年度予算について質問を行いました。
私はこれまでも川崎市の観光力向上に取り組み、そこに対する市行政の姿勢を質してきました。特に、地域が誇る祭礼等の歴史ある文化的行事を観光資源として高め、本市の観光施策として注力すべきものには積極的な行政協力が必要と主張して参りました。
川崎市は先の大戦での空襲により多くの歴史的文化財等を失いましたが、地域の人々を中心に復興された建築物、祭礼、行事があり、また、街並みの再現に至らなくともかつての情緒や史料の伝承が行われています。その一つに旧東海道周辺の取り組みが挙げられます。地元の方々のご尽力があり、お蔭様で東海道川崎宿起立400年事業予算を拡充させるなど本市の玄関口と言える川崎駅前の賑わいづくり、そして、観光資源としての存在感を示すことができました。こうした経緯を踏まえ、今回は川崎駅前のメイン通りである市役所通りや新川通りを活用した大型パレード等の大規模イベント実施が本市の観光力を一層向上させると考え、京浜地区に誇る「稲毛神社山王祭」を想定し、祭礼・神輿渡御や「山王ふぇすてぃばる」等への行政の参画を求めました。
市のホームページに観光に関する掲載はあるものの観光スポット等の紹介に止まり、市内外からの集客の見込めるイベントの紹介はありません。これでは、行政に観光分野の旗振り役の部署があっても観光施策の推進に物足りなさを感じます。そこで、集客力のある祭礼、行事等をリスト化し、特に川崎市の観光力向上と経済効果等の波及効果が見込めるものをピックアップし本市の活性化のために予算執行すべきと考えます。そして、安全面の確保には警察の協力が欠かせませんので、本市の観光施策の推進のために市長名で県行政・警察行政への協力要請を行うよう強く要望致しました。
引き続き、誰もが訪れたくなるふるさとの賑わいづくり、観光施策の推進に力を注ぎます。
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3月21日
3月14日