意見広告・議会報告
市政報告 高齢者福祉の充実求める 日本共産党川崎市議会議員団 渡辺 学
2025年の予算審査特別委員会で高齢者福祉に関わり【1】高齢者外出支援乗車事業(バスのフリーパス)について【2】加齢性難聴者への補聴器購入費助成について質問しました。
高齢者外出支援乗車事業の高齢者負担増はやめよ
「高齢者の社会参加を促進し、もって高齢者の福祉の増進を図る」ことを目的とした本事業です。現在は月1000円で利用でき、日常の買い物に約7割、「通院」に約6割、「趣味やレジャー」に約4割が外出の交通手段として日常生活の支えになっています。ところが、市は事業費負担が多額になる事を理由に⾏財政改⾰第3期プログラムで令和7年度までに、見直しを進めるとしました。内容は、フリーパスの利用回数の上限設定、利用者負担の増額について検討するとしています。しかし、単にこの事業の負担が増えるから利用者負担を増やすという考え方で良いのでしょうか。高齢者の社会参加や生きがい、健康維持、フレイル予防による医療費縮減、外出による消費拡大と税収増などで何倍もの効果を生んでいます。こうした視点で、高齢者が負担となる見直しはしないよう求めました。
加齢性難聴者への補聴器購入費助成を
川崎市でも実施することを求めました。聴覚は加齢とともにその機能が低下し、70歳代では、男性の約2人に1人、女性の約3人に1人が日常生活に不便を感じる程度の難聴になるといわれています。難聴は日常生活におけるコミュニケーションに大きな支障をきたすだけでなく、うつや認知症の要因になるとWHO(世界保健機関)が指摘しています。また、補聴器を難聴高齢者が使用することで、うつや認知症の発症を予防できることが報告されています。県内政令市の相模原市に続き、2025年度から横浜市が新規に認知症対策推進事業として、認知症リスク低減を目指した補聴器購入助成モデル実施を行います。
本市も認知症リスク低減を目指し、補聴器購入助成に踏み出すよう求めました。
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あしたの川崎・日本維新の会市政報告3月28日 |
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