市教委と市ふれあい館は「いま、『ともに生きる』ことを考える」講座を6月10日(水)から7月4日(土)まで全5回実施し、参加者を募集している。
同講座は、多文化共生という言葉が社会で定着してきたことを背景として、いま必要とされる生き方を社会学やジャーナリズム、東日本大震災など様々な分野から考えていく。
第1回は「『ともに生きる』ことをなぜいま考えるのか〜格差と差別〜」と題し、慶應義塾大学の塩原良和教授が講師を務める。グローバル化によって、国境を越えて人や物、情報が自由に行き来する時代に、今何が起きているのか、ともに生きることの難しさの原因はどこにあるのかを考える。
各回テーマと講師は以下の通り。▽第2回「メディアは『いま』をどう見ているか」、石橋学さん(神奈川新聞記者)▽第3回「フクシマの現場の声を通して、ともに生きる『いのち』を考える」、片岡輝美さん(放射能から子どものいのちを守る会代表)▽第4回「多文化な街で、ともに働き、ともに生きる意味」、三浦知人さん(青丘社事務局長)
▽第5回「講義とフィールドトリップ〜『ともに生きる』街を歩く〜」山田貴夫さん(大学講師)
同館は、「生きづらさを抱えている人に来てほしい」と参加を呼び掛ける。
時間は、水曜日が午後7時から9時、土曜日が午後1時30分から3時30分。定員は25人。参加費無料。申し込み、問い合わせは、同館(【電話】044・276・4800)へ。
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