5月から神奈川県宅地建物取引業協会の川崎南支部長を務める 木村 教義(のりよし)さん 東田町勤務 66歳
まちづくりを担う協会に
○…川崎区と幸区一部の地域で営む224の不動産業者のまとめ役として5月から就任した。消費者向けに不動産取引に関する告知や相談コーナーを設けるイベント、セミナーを主導していく中、「消費者と取引をしていく中でまちづくりを担う業界づくりをしていきたい」と抱負を述べる。
○…気さくな人柄で協会内でも若手からベテランまで隔たりない交流を持つ。1991年、協会に加盟し、支部の役員として不動産取引の役員・相談員等を担当。2014年からは、神奈川県本部の理事に就任し、取引のトラブル処理や若手の研修に尽くした。こうした取り組みが認められ、県本部の常務理事と川崎南支部長に抜擢された。これからも今後を担う若手や女性経営者の研修に力を入れていきたいという。
○…大分県出身。大学入学を機に東京に上京。「消費者と宅地や建物を売買するのみでなく、その後も住まいや暮らしの課題を解決できるような会社にしたい」との思いで、1990年2月に川崎区に不動産会社を設立。神奈川県中小企業家同友会に所属し経営理念や指針を改めて考える中でまちづくりを含めた社会貢献活動に向き合うことが必要だと気付く。それ以降、地域の団体にも積極的に参加している。川崎駅前にある東田商店街では2011年から理事長を務めており、「いいじゃんかわさき」のイベントをはじめ、駅前の商店街イベントに携わってきた。2013年には、奉仕団体の川崎中央ロータリークラブの会長も経験。市立田島支援学校の寄贈事業や例会の質向上にも尽力した。
○…現在は金沢区に長男夫婦と孫3人で暮らしている。少ない休みのなかで孫と遊ぶことが日々の疲れを癒してくれるという。趣味の登山は大学生から始め、息子を連れて槍ヶ岳や穂高岳等の名峰を踏破。最近では、妻と八ヶ岳に登った。いつかは孫と登山することが楽しみだという。
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11月22日
11月15日