「ひまわり交通」(幸区神明町・村木緑代表取締役)に「スイカタクシー」が7月25日から登場し、川崎区、幸区で営業を始めた。
スイカタクシーは、丸いスイカをかたどった行灯(あんどん)を取り付け、車体にはスイカや夏の海を連想させるステッカーを施す。ハワイをイメージしたキックガードなどもあり、乗務員はアロハシャツ姿で運転する。1台限定で利用者に、ミニうちわをプレゼントする。
同社では昨年、ハロウィーンイベントにあわせ、カボチャ型の行灯を装着させたタクシーを走らせた。利用者に好評だったことからその後、クリスマスタクシー、正月タクシーを登場させている。今回は第4弾目。村木祐治同社専務取締役によると、同社は1962年(昭和37年)の創業時から丸い行灯がトレードマークでスイカはこの季節にぴったりなことから採用が決まったという。
「タクシー業界では陣痛時などに妊婦を送迎する陣痛タクシーや観光タクシー(工場夜景)、ユニバーサルデザインタクシーなどに取り組みを行っている会社も複数ある」と村木さん。「注目度の高いスイカタクシーを通じ、社会のニーズに合わせた取り組みにも関心を持っていただければ」と語る。スイカタクシーは8月31日まで運行する。
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