プロ野球・読売巨人軍のコーチ、井端弘和さんが19日、母校の川中島小学校(松下友子校長)を訪れ、講演と特別授業を行った。
6年生を対象に行った特別授業で「井端先輩の生き方から学ぼう」と題し、井端さんの子どもの頃から現在に至るまでの年表に基づき話を行った。
小学校時代は1年生の時に上手くて追いつきたいと思える3、4年生に出会えて、毎日野球が楽しかった。
夢を掴むためには、なんとなくなりたい、ではなく、「こうなりたい」という目標を見つけることが大切だと語った。
プロに入ったことに満足してしまって、なかなか結果が出ず、何をすればよいか迷った時期もあったが、究極の負けず嫌いになろうと思って、頑張った結果、レギュラーの座につけた、と成功へのヒントを児童に伝えた。
児童からチームプレイについて質問されると「人のミスを取り返すつもりでプレイすることが大切」と答え、プレッシャーに打ち勝つ方法を聞かれると、「やるかやられるか、不安があったら終わり。やっつけてやろうという気持ち、成功のイメージを持つことが大切だ」と熱く語った。
今回の14回目で最後となる「井端祭り」だが「初めは自分のことを知らなかった子どもが、活躍をすると次に来た時に知っていてくれて楽しみだった。子ども達には、好きなことは少しでも長く、やってもらいたい。ひと踏ん張り、ふた踏ん張りしてもらいたい。1、2回の失敗で諦めるな」とエールを送った。
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