神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2018年6月22日 エリアトップへ

表現の自由じゃない、差別問題だ 市民団体、市の対応非難

社会

公開:2018年6月22日

  • LINE
  • hatena
市に「差別と向き合って」と要望するトラヂ会の手紙
市に「差別と向き合って」と要望するトラヂ会の手紙

 6月3日に川崎市教育文化会館で「ヘイトデモや集会を繰り返していた」団体が講演会を計画し、川崎市が会館の使用を許可した問題を受け、市民団体「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」(関田寛雄代表)は今月12日、川崎市の対応を非難する声明文を発表した。

 川崎市は公的施設でのヘイトスピーチを未然に防止するため、3月31日に利用許可のガイドラインを施行。これに照らして判断する初のケースだったが、市は「言動」「迷惑要件」に合致しないとして使用を許可した。

 集会は市民の抗議活動で中止となったが、福田紀彦市長は「混乱が生じたのは遺憾。市民の気持ちは分かるが、集会が実力行使でできなくなるのは望ましい姿ではない」との見解を示していた。

 声明文で同ネットワークは「市が不許可にしないなら、市民が盾になるしかない。目の前で引き起こされようとしている人権侵害を食い止めようというやむにやまれぬ行動、正当防衛にほかならない」とし、この問題は、集会の自由や表現の自由ではなく、差別の問題であると断じた。

 その上で、ガイドラインの課題の検証を求め、差別を明確に禁止し、社会悪として罰する条例の制定を求めた。

■市に要望書提出

 同ネットワークは12日、市にガイドラインの適正運用と人種差別撤廃条例の早期制定を求める要望書と在日高齢者クラブ「トラヂ会」のハルモニ(おばあさん)たちの手紙を提出した。手紙には正面から差別と向き合うよう綴られている。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

金村氏、代表選に出馬

維新

金村氏、代表選に出馬

改革と全国政党化掲げる

11月22日

ハンドケアの大切さ、学ぶ

ユースキン

ハンドケアの大切さ、学ぶ

宮前小で出前授業

11月22日

マリエンで初日の出

マリエンで初日の出

事前申込で100人

11月22日

最先端の環境技術を展示

最先端の環境技術を展示

川崎区で国際展

11月22日

民謡で最優秀賞

川崎市在住 村松弘衛さん

民謡で最優秀賞

初出場の「ねんりんピック」

11月22日

インフルエンザが流行期

インフルエンザが流行期

川崎区、麻生区で急増

11月22日

意見広告・議会報告政治の村

  • ママと県が協定締結!?

    リトルベビー支える環境づくりを目指して 県議会報告

    ママと県が協定締結!?

    県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ

    11月15日

あっとほーむデスク

  • 11月15日0:00更新

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook