川崎市は、富士見公園(川崎区富士見)にシェアサイクルの導入やプレーパークの要素を取り入れた子どもの遊び場の開設を検討している。現在、市民からのパブリックコメント(意見公募)を受け付けている。
市によると、様々な方面から同公園へ足を運んでもらうことを願い、市民が自由に自転車を利用できるシェアサイクルの導入を検討。また、インバウンド(訪日外国人旅行)の促進にもつなげたい考えも示している。
シェアサイクルの具体的な開設場所や貸し出す自転車の台数などについては現状白紙だが、整備にあたっては横浜市とドコモ・バイクシェアが手掛ける取り組みなどを参考にするとみられる。また、社会実験を実施した上で導入を図る予定。時期についても未定だが、2025年度までに導入していきたいとの意向を示す。
主に、幼児から小学生が遊べる「こども広場」については、公園として拡張した北側隣接地と一体的に整備を図る。木登りや泥遊びなどができるプレーパークの要素を取り入れた遊び場を開設する。
市がまとめた「富士見周辺地区整備推進計画案」によると、川崎競輪場の隣接する場所(エントランスゾーン)に、バスロータリーを設け、教育文化会館と旧県立川崎図書館の敷地(富士見中学校北側エリア)に、隣接する富士見中学校や市民が利用できるグラウンドを開設する。
計画案は川崎市ホームページや川崎市役所第3庁舎情報プラザなどで閲覧できる。パブリックコメントは1月6日(月)まで電子メール(市ホームページ「パブリックコメント手続」から)やファクス(【FAX】044・200・0401)などで受け付けている。
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