〜4年越しで成果〜 市政報告 小田地区新たな浸水対策に着手 川崎市議会議員(川崎区)みらい川崎市議団 林としお
3月11日の市議会予算審査特別委員会で、川崎区における浸水対策の進捗状況について質問いたしました。
浸水対策は、近年の局地的豪雨による水害の深刻化を受けて市が取り組んでいるものです。2017年度に公表した中期計画では浸水対策重点地区を指定。川崎区では「京町・渡田地区」「川崎駅東口周辺地区」「大島地区」「観音川地区」の4地区が重点化地区となりました。
今回の質問で市は、来年度(4月以降)の市全体の浸水対策費用(工事費と委託費)に約19億4000万円を計上し、京町・渡田地区をはじめ、三沢川地区(多摩区)、土橋地区(宮前区)の3重点化地区に雨水管を敷く布設工事を進めると答弁しました。京町・渡田地区では小田3丁目周辺で工事が進められます。また、川崎駅東口周辺地区では地下街周辺の下水管渠内に水位計を設置する工事が始まり、来年度は水位情報を活用した運用についての協議調整が図られることが明らかになりました。
川崎区の浸水対策について、私はこれまで継続して質問し、4年越しでようやく1カ所の重点化地区の浸水対策が着手されることになりました。残る3カ所の重点化地区についても早期の着手に向けたさらなる検討を強く要望いたしました。
河港水門浸水対策について質問
昨年の台風19号で被害が発生した多摩川河港水門の浸水対策について質問し、市は「次の台風時期までに、必要な予算を確保して対策を実施していく」と答弁しました。計画通り対応できるよう注視します。
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11月22日
11月15日