川崎市内で2番目のソーシャルデザインセンター「まちのおと」が1月12日、鹿島田駅・新川崎駅近くの新川崎タウンカフェ内にオープンした。地域活動を行う諸団体のつなぎ役を担い、地域課題解決を目指すまちづくりの新拠点として期待される。
ソーシャルデザインセンター(SDC)は町内会・自治会、NPO、市民活動団体など、地域活動を行う団体や個人を結び付ける中間支援拠点。様々な団体を結び付けることで、地域課題の解決を目指す。
福田紀彦市長が公約に掲げ、各区に整備を進めており、これまでに「多摩区SDC」がオープンしている。川崎区でもSDC創出に向けた動きはあるが、拠点として開設するのは幸区が2番目となる。
幸区は昨年4月、区域レベルの中間支援機能の基盤創出に向け事業者を募集。6月に新川崎タウンカフェを運営する株式会社イータウン(横浜市港南区・齋藤保代表取締役)と地域情報の調査、地域ネットワークの構築、活動に関する相談・アドバイス、人材発掘・育成、情報の収集・発信などについて協定を締結した。齋藤代表とカフェ店長の岩川舞さんが相談アドバイザー・コーディネーターとして相談を聞くほか計4人のスタッフで運営事務局を担う。
「まちのおと」の名前には自分たちが暮らすまちの「音」を感じることと「NOTE(ノート)」としてまちのことを描くという2つの意味が込められている。
カフェの一角をリニューアルしたスペースには4人席のテーブル、ホワイトボード、PCスクリーンを設置。岩川さんは「簡単なワークショップなども行えます。これから発起したくて場所を探しているけどお金がないというような方に是非使っていただければと思います」と利用を呼びかける。
今後の活動として1月31日(日)にまちあるきと交流会、3月14日(日)にまちあるきとミニフォーラムの開催を予定している。
まちのおとへの問い合わせは【電話】044・555・0233まで。
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