川崎臨海部の殿町地区(羽田空港南西、多摩川対岸)に位置する「キングスカイフロント」が、公益財団法人実験動物中央研究所が第1号機関として進出してから10年の節目を迎え、このほど新たにPR動画を公開した。キングスカイフロントには優れた研究実績を持つ研究者が集い、難病の治療法や新しい薬の開発など、健康・医療・福祉・環境といったライフサイエンス分野における世界最高水準の研究が進められている。新型コロナウイルス感染拡大の阻止に向けても、治療薬やワクチン開発など多くの取り組みが行われているという。現在、70の企業や大学、研究機関が集積している。
PR動画は研究開発力の高さについて市民がよりイメージしやすく、関心を高めてもらえるようメディアの報道に近いタッチで描かれた。取材先は公益財団法人川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター長の片岡一則さんや、株式会社ナノエッグ代表取締役の山口葉子さん、福田紀彦川崎市長。動画は本編8分40秒、ショートバージョン30秒。市ウェブサイト内で「キングスカイフロント動画」で検索か、キングスカイフロントウェブサイト(【URL】https://www.king-skyfront.jp/pr/)で見ることができる。
福田市長は「難治性がんやアルツハイマー病などで苦労されている方々のための薬などの研究が川崎市内で行われていると、市民の皆さんにお話しすると驚くと同時に誇りに思うと言っていただける。世界の人たちに貢献できるというのはまさにシビックプライド(地域に対する市民の誇り)につながると考えている」とコメントした。
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