公益財団法人川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター(iCONM/片岡一則センター長)が5月29日(土)、オンライン会議システム「Zoomウェビナー」を活用した市民公開講座「正しく知りたいがん治療と治験」を開く。午後2時から4時まで。無料。定員500人。
東京女子医科大学先端生命医科学研究所副所長、先端工学外科学分野教授の村垣義浩氏が「脳外科手術について知っておきたいこと〜特に脳腫瘍について〜」をテーマに講演。手術を受ける上で患者と家族に知ってほしいことや、村垣氏が目標とする新しい治療法「切らない手術」などについても触れる。
後半は日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科学教授、外来化学療法室室長の勝俣範之氏が「治験、臨床試験ってなあに?〜最高の治療をどうやったら受けられるのでしょうか?〜」をテーマに解説。医薬品開発に必須の治験に関する情報を提供する。講座の最後には質疑応答の時間も。同センター担当者は「日本人の2人に1人が罹患するとされるがんに対しての正しい備えについて考えていただき、がん死が少しでも減ることを願っています」と話す。
申し込みは5月27日(木)までにiCONMウェブサイト(https://iconm.kawasaki-net.ne.jp/form/iconmlecture2/)から登録を。問い合わせは【電話】044・589・5700へ。
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