神奈川県が「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念の実現に向けて、障害の程度や状態にかかわらず、誰でも文化芸術を鑑賞・創作・発表できる場として行っている「ともいきアートサポート事業」。この一環として幸区北加瀬で知的障害のある人たちのアート活動の支援を行うNPO法人studio FLAT(スタジオフラット/大平暁理事長)に所属するアーティストの作品が神奈川県立青少年センター・スタジオHIKARIの交流スペース(横浜市西区紅葉ケ丘9-1)で6月10日から8月15日まで展示される。
展示作品は山内健資さんの『NEW WORLD』、竹葉聖也さんの『市バス』、小河原由紀子さんの『虹』など450mm×450mmの作品10点と、象徴展示としてF50号(1167mm×910mm)の作品1点を飾る。
同企画は当初、昨年予定されていたが新型コロナウイルス感染症拡大を受け中止。今年再チャレンジで開催される。スタジオフラットの展示後、8月31日から12月5日までは平塚市のstudio COOCA(スタジオクーカ)、12月8日から2022年3月6日までは小田原市のアール・ド・ヴィーヴルに所属するアーティストの作品が展示される。
大平理事長は「今回の展示は神奈川憲章のともに生きるがテーマとしてあります。障がいのある無しに関わらずアートを通じて色々な人がつながると嬉しいです。SDGs未来都市神奈川として、この展示をきっかけに地域社会のより密接な関係性を築いていければと思っています」とコメントした。
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