南国気分をイメージしたデザインが施されている「スイカタクシー」。「ひまわり交通」(幸区神明町・村木緑代表取締役)が7月21日から運行を開始した。
同社では5年前からスイカタクシーを毎年この時期に走らせ、利用者や地域住民に好評を博す。今年はハワイアンをイメージし、ハイビスカスやカメのイラストや「夏到来」を英語で表記したステッカーを車体に貼り付けた。天井部分には毎年おなじみの丸いスイカをかたどった行灯(あんどん)を設置した。
村木祐治専務取締役によると、今年のスイカタクシーは、新型コロナの感染状況が落ち着き、夏休みの旅行需要が高まっていた時期に企画したことから「久々の旅行に心躍る」様子をデザインしたという。
昨今の新型コロナ感染の急拡大により、「旅行に行ってください」とは言いにくい状況になったことから、せめて「南国気分を味わってもらえれば」と語る。スイカタクシーは1台限定で8月31日まで主に川崎区、幸区内を走行する。同社ウェブサイトからはユーチューブ動画で躍動感ある映像を流している。
同社では10月のハロウィーンには、カボチャ型の行灯を装着させたタクシー、クリスマスや正月シーズンにも季節を感じることができるタクシーを走らせる予定。
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