神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2022年9月16日 エリアトップへ

9月19日に45周年記念コンサートを開く南武線フォーク村の村長を務める 大塚 謙一郎さん 幸区鹿島田在住 71歳

公開:2022年9月16日

  • LINE
  • hatena

音楽で築く村民との絆

 ○…東京と横浜市に挟まれた川崎市に「新しい文化をつくろう」と、1977年に結成された南武線フォーク村。3つのバンドでスタートし、70年代のフォークブームに乗って全盛期には約30グループ、80人を超える大所帯になった。代表ならぬ「村長」として「村民」と呼ばれるメンバーを率いて、現在は60代を中心に十数組となった仲間とライブハウスなどで活動。「45周年は集大成として盛り上げたい」と思いを熱くする。

 ○…80年代には平和公園や区内の町内会館などで定期的にライブを開催。「あのころは武道館でコンサートを開くことや専用のホールを持ちたいなんて夢もあった」と懐かしむ。音楽活動以外に仲間との交流も深めようと、会場設営から片付けまでは観客を含めて一緒に行うのが今も変わらないルール。「学生時代の文化祭のノリですよ」

 ○…新潟県上越市の豪雪地帯で生まれ、冬の間は雪下ろしが日課。そんな環境から離れたいと山梨大学へ進学した。「冬に自転車に乗れることがうれしくて」。就職をきっかけに川崎市で暮らし始め、職場の同僚3人と組んだフォークグループは今も変わらず活動を続けて約50年。「かぐや姫に影響を受けた者同士、波長が合うんだ」。音楽一家で妻やアイドル活動をする娘、ゴスペル歌手の息子も今回の記念コンサートに出演。

 ○…一方で、幸区地域教育会議の議長という顔も持つ。日吉中学のPTA会長を務めた流れで地域教育会議にも携わることに。子どもも大人もいきいきできるまちを追い求め、子どもの笑顔を見るために活動を続けてきた。17日には幸市民館で子どもが主役の「市民館ジャック」が行われる。「マスクの下の子どもの笑顔を想像してほしい」と来場を呼び掛ける。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

村松 弘衛さん(雅号:工藤菊詩)

全国健康福祉祭(ねんりんピック)の民謡交流大会で最優秀賞を受賞した

村松 弘衛さん(雅号:工藤菊詩)

川崎市民謡協会理事長 73歳

11月22日

佐々木 公一さん

川崎区で50年以上空手を教え続ける

佐々木 公一さん

川崎区大師町在住 76歳

11月15日

羽賀 理之(まさゆき)さん

車いすラグビーで、3大会連続で日本代表入りし、副主将を務めた

羽賀 理之(まさゆき)さん

市内企業所属 39歳

11月8日

五十嵐 公太さん

元JUDY AND MARY(ジュディ・アンド・マリー)のドラマーで、溝口駅前でのステージ設置プロジェクトに奔走する

五十嵐 公太さん

高津区在住 61歳

11月1日

蔵光 裕(ゆたか)さん

小田五六町内会の防災担当部長で、防災士の資格を取得した

蔵光 裕(ゆたか)さん

川崎区小田在住 76歳

10月25日

細埜 隆己さん

川崎酒販協同組合の理事長を務める

細埜 隆己さん

多摩区在住 74歳

10月18日

意見広告・議会報告政治の村

  • ママと県が協定締結!?

    リトルベビー支える環境づくりを目指して 県議会報告

    ママと県が協定締結!?

    県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ

    11月15日

あっとほーむデスク

  • 11月15日0:00更新

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook