神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2024年4月5日 エリアトップへ

指定都市市長会シンポジウム 危機回避へ「デジタル化」 福田市長らが意見交換

政治

公開:2024年4月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
意見交換する登壇者
意見交換する登壇者

 「10年後を見据えた大都市のあり方を考える〜今、必要な大都市の役割、制度とは」と題したシンポジウムが3月21日に川崎区内で行われた。

 基調講演では東京大学先端科学技術研究センター教授の牧原出氏が登壇。人口減少が進む社会での自治体の方向性などを議論する、自治体戦略2040構想研究会が示す危機と対策に関し、「18歳人口がピークの半分となり、新卒を奪い合う時代。半数の職員でサービスを供給するスマート自治体への転換が必要」と指摘。今後は、自治体行政の大胆な変革と、公共私連携における若いローカルリーダーの必要性などを説いた。また、デジタル化を進める上では、職員がデジタルへのリテラシーを持ち、負担軽減につなげる業務改革と、市民との対面やリアルな場の活用も意識するべきだとした。

特別市「競争力も向上」

 講演後のパネルディスカッションでは、衆議院議員の田中和徳氏、神戸市長の久元喜造氏、福田紀彦川崎市長が意見交換。福田市長は「人手不足による危機はすでに来ている」とした上で、大都市としての役割について「都道府県制度が支障となり課題が顕在化している事例が多い。指定都市制度の創設から68年が経ち、当時と今では状況が違う」とし、「特別市」への制度改革の必要性に言及。「一極集中ではなく、多極分散型が世界との競争力向上にもつながる」と強調した。久元氏は「大都市がリードし周辺の市町村を発展させる相互協力関係が必要」などと同調し、田中氏は「特別市への法制化には世論を醸成していく必要がある。全人口の3割が大都市である今、議論が求められる」と話した。

かわさきジャズは今年で10周年

川崎市内で20公演のホールライブと100ステージ以上の地域イベント

https://www.kawasakijazz.jp/

<PR>

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

科学と遊ぶ一日

9月21日

科学と遊ぶ一日

新川崎・創造のもりで

9月13日

不登校を「卒業」するには

不登校を「卒業」するには

15日 教育文化会館で

9月13日

リトルベビーを知って

pena代表坂上さん

リトルベビーを知って

川崎南LCで講演

9月13日

退職者に復職制度

職員の減少傾向受け 川崎市

退職者に復職制度

9月13日

トライアスロン練習会

市協会主催

トライアスロン練習会

9月22日 橘高校でスイム

9月13日

江戸に学ぶ、粋な生き方

シニアライフ講演会

江戸に学ぶ、粋な生き方

10月24日 多摩市民館で

9月13日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook