意見広告・議会報告
幸市民館改修 市政報告【8】 旧喫茶室を市民活動の活動拠点に あしたの川崎・日本維新の会市議団 (幸区選出)なすのあやか
市議会文教委員会で公表された「川崎市幸市民館・川崎市立幸図書館改修基本計画(案)」について市議会一般質問で伺いました。
この改修基本計画案は市民により親しまれる施設を目指すため、利用状況を踏まえた規模の適正化と施設機能の多目的化を行うことが目的です。会議室については平成30年度の利用調査で30人以下の利用が約80%を占めていたことから、30人定員の会議室を4室設け、可動間仕切りで60人程度の定員に広げられることが記載されています。
市の担当者によると、実際の利用したうちの約60%が小規模の利用があったことが判明しました。つまり、少人数利用に需要があるというわけです。そこで喫茶室として使用されていた場所の利活用促進を議会で提案したのです。
現在、このスペースは公募市民で構成される市民館コミュニティ推進事業実行委員会が中心となって運営し、ワークショップやボードゲーム会などが開かれています。市によると、昨年度の利用状況は、利用団体数24、開催数106、延べ参加人数1333人とのことです。
残念ながら、今回の改修計画案にはこの場所の詳細な情報が含まれていませんでした。一般質問では利活用に向け、中原区にある国際交流センターの例を参考にし、新たな適正化と多目的化を求めたのです。
これに対し、幸区長は空きスペースの広報について、SNSの活用を検討すると述べ、教育次長は改修後の運用では条例への位置付けも含め、同スペースの効果的な活用について、検討すると答弁しました。
改修を機に、喫茶室であった場所のあり方を再評価し、市民活動のシンボルとなる活動拠点として引き続き有効な活用方法を検討していただくよう要望しました。実現に向けて尽力します。
なすのあやか
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1月10日