幸区の小倉小学校に通う1年生の夏目康太朗さん(7)=新小倉=が第17回天文宇宙検定3級に合格した。7月下旬に合格通知が自宅に届き、喜びをかみしめた。
同検定は(一社)天文宇宙教育振興協会が主催。1級から4級まであり、3級は中学生で学ぶレベルに相当する。
夏目さんは3、4歳の頃、両親に宇宙図鑑をねだり、購入してもらうと夢中になった。中でも火星に魅了され、ブロック玩具「レゴ」で火星ヘリコプターを作り上げたりしている。
同検定は図書館で宇宙関連の本を探す中で見つけた。天文学の知識、歴史や時事問題などが出題されるが、趣味の延長で気軽に挑戦。5歳の時に4級合格を果たした。
3級合格の通知を手にした時には「わぁ、合格だ」と喜んだ。高校レベルとされる2級への挑戦は「まだ分からない」と話す。現在の関心は将棋へと移っている。とはいえ、将来は科学者になることを夢見る。「(火星最大の)オリンポス山で花火を打ち上げたい。人が住めるような装置を作りたい」と目を輝かせた。
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