大切な人との死別などにより心身に苦痛が生じる状態をいう「グリーフ」。そんな悲しみや苦しみを抱えながら生きる人を支える「グリーフケア」の存在や意義への理解を深める講演会が、10月5日(土)に川崎市総合自治会館(中原区小杉町3の600)のホールで開催される。
地元でボランティア活動を行う「グリーフケアカフェあかりmāmā」が、川崎市社協の福祉基金助成事業として行う講演会。講師にはラジオで人生相談番組を担当する、僧侶で看護師の玉置妙憂さんを招き、「大切な人をなくして〜かなしみに向き合うとは〜」をテーマに講演する。多くの死別に向き合ってきた玉置さんが「少しでも心が安らぐため」の言葉を届ける。
午後2時30分(1時30分開場)から4時10分。対象はグリーフ当事者や支援者。定員は先着80人で、参加費千円。
経験者として寄り添う
看護師の國富多香子さんと傾聴カウンセラーの伊藤礼子さんが立ち上げたグリーフケアカフェあかりmāmā。多くの人と向き合ってきた経験をいかし、参加者の思いや悩みに寄り添う「分かち合いの場」を中原市民館で毎月設けている。問合せはメールgrief.mama.event@gmail.comで。
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