自分の推しの本を友達に紹介するための文章作りに挑戦するイベントが9月21日、北野書店で開催された。元東小倉小学校教諭でお茶の水女子大学附属小学校教諭の森壽彦さんが講師を務め、参加した子どもたちに書き方のポイントをアドバイスした。
森さんは推薦文を書くコツとして【1】自分が驚いたことを相手に話すように書く【2】その理由を体験談や日常生活と比べて感じたことをまとめるとオリジナルの文章になる【3】読んだ相手がどうなってほしいかを書くと説明。その上で「インパクトは大きく、ネタバレは小さく」などと助言した。
子どもたちは森さんが作成したオリジナルのチャートを使用しながら本を選び、推薦文の作成に取り組んだ。兄弟で参加した辻瞳真(とうま)さん(11)と真歩さん(8)は「役に立った。本を通じて友達ができると聞いてロマンを感じた」と語った。
イベントは「友だちに薦めたいこの1冊コンクール〜読書感想文こども作文コンクール 〜」の一環。同書店では現在過去に入賞した読書感想文や本の帯のデザインなどを展示している。
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