川崎区選出市議会議員団は10月11日、2025年度の市の予算編成に対する要望書を福田紀彦市長へ提出した。
要望書は「安全・安心のまちづくり」「歴史・産業・文化を活かしたまちづくり」「都市基盤の整備と臨海部の再生」「区民が主役のまちづくり」の4項目。
現在整備中の「(仮称)川崎市民館・労働会館」については、区民の活動の幅が狭まっている現状を指摘し、早期完成を求めた。また、六郷の渡しと東海道川崎宿との回遊性を生むまちづくりの推進や富士見公園や大師公園の分煙化の強化を要望。ソーシャルデザインセンター(SDC)の本格実施に伴う地域コミュニティーの活性化と地域課題解決の推進についても盛り込んだ。一方、要望内容のうち、横浜川崎国際港湾(株)との連携強化と集荷支援の推進強化は、共産党を除く8人が求めた。
この日は、浜田昌利氏、林敏夫氏、本間賢次郎氏、山田瑛理氏、浦田大輔氏、後藤真左美氏、長谷川智一氏、仁平克枝氏が出席。嶋崎嘉夫氏は公務と重なり欠席した。=議員名は当選回数、会派勢力順で紹介。
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