小田五六町内会幹部らが10月6日、自主防災訓練として、机上で議論する「災害図上訓練」を実施した。
防災士の資格を持つ防災担当部長の蔵光裕さん=人物風土記で紹介=により初実施された。訓練では冬の寒い夕方、最大震度6強の地震が発生したことを想定。町内の地図に避難経路を書き込んだり、建物倒壊や火事延焼など起こりうることを付箋で貼り付けたりして、災害時の避難経路などについて話し合った。
蔵光さんによると同町内は幅2m以下の狭い路地が多く(地図上のピンク色部分)、建物倒壊などにより道が塞がれてしまう恐れがあるという。「さまざまなリスクを想定し、議論することで災害に備えてもらいたい。近隣の町内含めて、防災意識を向上できれば」と話す。
同町内会では今後、理事や委員などで同訓練を行い、次年度からは町民も参加してもらう予定という。
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