パリ五輪のブレイキン女子で金メダルを獲得した湯浅亜実さん(ダンサーネーム・AMI)と同競技男子で4位に入賞した半井重幸さん(同・Shigekix)が10月22日、福田紀彦市長を表敬訪問した。当日は日本代表コーチの石川勝之さんも出席し、3人がパリ大会での競技を振り返り報告。福田市長を交えて歓談も行われた。
市内で活動する両選手らを応援しようと、パリ大会の競技の際は市内でパブリックビューイングも開催した川崎市。福田市長は「パリ五輪のブレイキンの位置づけは国民的にも大きく、2人がすごい活躍をしてくれたことに心から感動しているし感謝もしている」と語った。
湯浅さんは「嬉しい結果と一緒に帰って来られて良かった。いろんな人のサポートでここまで来た」とあいさつ。大会前は質を上げる練習が中心だったことから、しばらくは、ブレイキンの楽しみの一つである、自分の踊りの動きを作り出す期間として「より一歩成長できる機会にしたい」と語った。
また、半井さんは川崎市がブレイキンやストリートカルチャーを支えてくれたことが推進につながったと感謝。大会に加え「ブレイキンやそのカルチャーを愛するものとして皆さんにその魅力を伝えていけたら」と話していた。
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