川崎ブレイブサンダースのホームゲームに合わせ、11月30日(土)と12月1日(日)に川崎市とどろきアリーナ(中原区)で開催のSDGsイベント「&ONE days Supported by 味の素(株)」に向け、平間小学校(中原区)の6年3組の児童が準備を進めている。小学校の参加は初めてだ。
「&ONE days」は、2020年にブレイブサンダースが始めたSDGs推進プロジェクト。バスケットではシュート時にファウルを受けながら得点できた場合、さらに1本フリースローを投げられることを「&ONE」と呼ぶことから、「人と人のつながりがビッグプレーを生む」との意味を込めたという。
今回、平間小の参加は2日目のみだが、イベントに加わるきっかけを作ったのも同校の6年生だった。8月の「平間なかよし祭」に向けて市内のプロスポーツチームに「一緒に活動しませんか」と呼びかけた。8月には実現しなかったが、「&ONE」の準備を始めたブレイブサンダース側から、「ぜひ一緒に」とオファーがあった。
児童たちは10月中旬から、チームの広報担当者らと打ち合わせを重ねるなど準備を進めてきた。イベントでは、コロナ禍で量産されたアクリル板を、業者の協力を得てキーホルダーにアップサイクルしたり、来場者に「SDGs宣言」を付せんに書いてもらうコーナーや、古着や古本のリサイクルブースを構えたりする。能登半島地震の募金ブースも設け、一定金額以上の寄付者には、卒業生が地域への思いを込めて作った歌のCDをプレゼントする。
当日は6年3組と希望者が参加する。大橋創太さんは「SDGsの宣伝とブレイブサンダースの応援を頑張る」、小嶋友人さんは「多くの課題を解決できるよう、地域の人に関心をもってもらいたい」と意気込みを語る。担任の武富布美教諭は「準備も楽しむ児童たちの取り組みも持続可能な姿勢。ぜひ応援してほしい」と話している。
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