川崎区のハローブリッジ下の倉庫壁面が、市内在住アーティスト・YUSEIさんとunomoriさんの合作によるミューラルアート(壁画)で彩られ、行き交う人々の目を楽しませている。
作品は、全国都市緑化かわさきフェアをテーマとし、川崎区の花「ひまわり」や県立川崎高校で行う養蜂の「蜂」、川崎市に生息する鳥「カワセミ」などをコラージュ表現で描写した。川崎大師の交通安全お守りステッカーなど「川崎らしさ」が随所に散りばめられている。
コア会場である富士見公園へのアクセス道路となるハローブリッジ。以前は網状のフェンスがかかっていたが、ゴミの投げ込みや落書きなどの被害にあっていたという。フェアが始まるにあたり、市は景観美化も見据えてアート制作を両者に依頼。8月下旬から制作が始まり、10日ほどで完成した。
市は若者文化発信事業として、これまでにも本庁舎整備工事現場の仮囲いにミューラルアートを行うなどしてきた。市の担当者は「地域特性を生かして描かれた作品。川崎のこれからを見せてくれる壁画となった」と話した。
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