まちづくり推進委員会 幸区散歩ガイドが完成 「区内の名所が詰まった1冊」
幸区まちづくり推進委員会の「区内の散歩道を探そう広めよう」プロジェクト(佐々木繁リーダー)が区内の名所などを巡る散歩コースをまとめた冊子「さいわい散歩道」をこのほど発行した。「区内の名所などを知って幸区をもっと好きになってほしい」と佐々木さんは話す。
冊子は、区民が身近なまちの問題を解決に向け活動する幸区まちづくり推進委員会の「区内の散歩道を探そう広めよう」プロジェクトチーム8人が作成した。
持ち運びしやすいようA5サイズで、全編カラー30ページ。
桜の名所としても知られる夢見ヶ崎動物公園や緑豊かな小倉緑道、学問の神様が祭られている天満天神社、鉄道ファンが集う新川崎ふれあい公園など区内の名所やスポットを、多摩川河川敷沿いや鶴見川河川敷沿い、緑道を散策するコースなど7コースに分けて紹介している。一昨年には、区民祭でアンケートも実施し、区民の意見も取り入れた。
コースは2・4キロから3・5キロで、1コース2時間程度で回れるように設定している。 各ページには、名所の説明や歴史、見どころ、コースの楽しみ方などが書かれているほか、消費カロリーや公衆トイレ、コンビニエンスストアなども記されている。
冊子は3年前から企画。幸区には素晴らしい景観、楽しい場所が多くあるということを新しい住民だけでなく、これまで住んでいた人にも再発見してもらうことが目的。散歩をしてもらうことで区民の健康増進につなげる狙いもある。
佐々木さんは「幸区は区の真ん中を鉄道が走っていることから、双方の行き来が少なく、区民でも名所を知らないという人が多い。この冊子を通じて、幸区には素敵な場所がたくさんあるということを知ってほしい」と話した。
冊子は、2月2日(日)に区役所で行われる幸区まちづくりフォーラムから配布を開始する。2日以降からは区役所や日吉分館などでも配布予定。また、区ホームページからもコースごとのリーフレットがダウンロードできるようになる。
詳細は、区役所地域振興課(【電話】044・556・6606)
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